Saturday, December 31, 2011

2011 水槽大賞発表

水槽にかまけた2011年も、あと数時間で終わりになろうとしています。

水槽管理を始めてからいろいろと学んできましたが、自分なりのベスト魚賞、ベスト機材賞を選定しましたので表彰したいと思います。

【ベスト魚賞】
白コリさん
もともと愛らしい仕草で愛玩度が高かったのですが、今年は繁殖で2匹増えてくれました。
文句なしで魚賞2011に認定します。おめでとうございます。

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【ベスト機材賞】
(CO2部門)
Basil CO2ミキサー
パレングラスやCO2マスターアドバンスなど、いろいろ試した中で水槽内の機材を減らせること、溶解効率、気泡の出方など、最終的に本水槽でもサブ水槽でも採用となりました。よってここに認定します。

○関連記事 ・・・ 2011/9/10 , 本日の[追記] , Label:co2





(エアレーション部門)
自作エアリフト装置
パレングラスやエアストーンなどをいろいろと試した中で、エアレーションはインラインのエアリフト方式が一番効率的・水ハネ最小限であることが実証され、最終的に本水槽でもサブ水槽でも採用となりました。よってここに表彰します。

○関連記事 ・・・ 2011/12/3 , 2011/12/25 , Label:air





(ろ材部門)
フジノスパイラル
物理的ろ過・生物的ろ過の性能について確認を行い、老廃物排出量・ろ過効果など優秀な実績が確認できましたので表彰します。

○関連記事 ・・・ 2011/6/26 , 2011/10/30 , 2011/11/19 , Label:filter



(フィルター部門)
エーハイム2211
ろ過を行うにあたって、循環量・ろ材の量が30cm水槽にベストマッチであり、今後本水槽のろ材構成の考慮について多大な影響を与えたため、ここに表します。

○関連記事 ・・・ 2011/7/18 , 2011/12/11



(照明部門)
NZ KS-CX 12000K
21Wとしては非常に効率的、また赤系有茎草の良好な色素発色に有効だったことを、ここに讃え表彰します。

○関連記事 ・・・ Label:clip light






(飼料部門)
クリーン赤虫
あなたのおかげで、餌やり時に魚たちが「待っていました!」とばかりに寄ってくるようになりました。
その自己犠牲的貢献には、まったく頭が下がるばかりでありますので感謝を込めて表彰します。

○関連記事 ・・・ 2011/5/7 , 2011/12/24

【特別賞】
VUPPA
設置することで、油膜だけでなくリシアなど水草の破片も簡単に水面から消えてくれます。
長期設置には水面の高さを一定にしておく必要があるので現在はメンテナンスの際に設置するのみになっていますが、水面をきれいにしてくれる能力は驚くほど優秀であるため特別賞として表彰いたします。

○関連記事 ・・・ 2011/11/3 , 2011/11/13





来年もよい水槽でありますよう、心からお祈り申し上げるとともに表彰を締めくくりたいと思います。


[追記]
先日設置した多機能CO2拡散器は次の理由から Basil CO2 ミキサーに変更しました。
  • エアチューブを抜くと「ピューッ」と水が出てきてしまうので、もしも不在時にエアチューブが抜けてしまったら、外部フィルターがエア噛みして停止するまで床に水がこぼれてしまう
  • 1滴/秒程度の添加だと、内部にCO2が充満されるまで3日ほど掛かってしまう
水草の気泡の付け具合ではスーパージェットフィルターのポンプ手前にCO2マスターアドバンスを付けた時が一番よかったような気がしますが、リシアの気泡を得られる量を添加するとCO2の細泡が気になってきてしまうので、手軽さではBasilの方が良いのかもしれません。

直添といえどCO2の細抹は全く見えないよりは少しくらい見えた方が安心感がありますし。

これで、本水槽もサブ水槽も機材構成は同じになりました。


Sunday, December 25, 2011

今年もあとちょっと!

無事にクリスマスも終え、水槽関係も今年はやり尽した感があったのですが、フタを取り付けてから水面をフタに接する位置まで水を足してしばらく放っておいたら、愕然としました。

こちらが 30cm水槽で、CO2の添加はバジルCO2直添ミキサーで1滴/2秒。

水面の位置にガラスフタをしているため、気泡が逃げず、こんなバリバリな感じになっているのですが





60cm水槽の方は、えっ? これっぽっち?

CO2の添加はCO2マスターアドバンスをフィルターの給水側に付けて1.5滴/秒。

植えてある水草の種類も全然違うので単純な比較はできませんが、ホントに添加されているのか不信に思ってしまいます。







で、急遽、来年の初メンテで試してみるつもりで購入していた、多機能CO2拡散器とPH製シリコンホースを使って構成を組み直しました。

ポンブのすぐ上が、多機能CO2拡散器、その上が自作エアリフトパーツ、配管はシリコンホースとなっております。

あと前回の構成を外してみて、フィルター内の水抜きに難があることを発見。

排水側のダブルタップを取り付ける位置は、水抜きする際にフィルターよりも下に降ろすことができるようにしないと苦労してしまうことを学びました。

そんなこともあって、やっぱりダブルタップは使わない方が自分的には楽なようです。

シリコンホースだとT字コネクタへの付け外しもスポンと楽にできるし。

また、曲げストレスもある程度吸収してくれるので、リリィパイプを設置する時も、今までは方向の微調整が必要だったのですが吸盤だけでまっすぐ固定できるようになりました。

ついでに、ちょうど一ヶ月前にセットした細目フィルターパットの汚れ具合も確認。

やっぱりバイオリオからフジノスパイラルに全量変更してみたら、細目フィルターパットの汚れはかなり軽減されていました。

これくらいの汚れ方だったら、細目フィルターパットは今後セットしなくても良さそうな感じがしましたが、もう二ヶ月程度様子を見ようと思います。



今年もあとちょっとだというのに、年賀状作成もまだ取りかかっていないのに、こんなに水槽に構っていていいのか...と不安に思っていると、ふと冷たい視線を感じました。

誰かと思ったら、白コリがジっとこちらを見ています。

なので今日はここまで。多機能CO2拡散器の効果については、次回報告予定です。



(飼育記録)

  • 水替え...10ℓ
  • CO2添加見直し
  • ダブルタップ取り外し
  • ホースをシリコンホースに変更

Saturday, December 24, 2011

Merry Christmas !

うちの水槽にもサンタさんが赤虫を持ってきてくれました。

みなさんのところでも、よいクリスマスでありますように!

Sunday, December 11, 2011

EHEIM 2211 の整備

サブ水槽に使用している2211の見直しを行いました。

エーハイムのクラッシックシリーズは、箱出し状態では50Hz/60Hz兼用の状態です。

つまり、ACモーターを使用しているポンプなので2211の場合は
  • 50Hz地域で250ℓ/hの流量・最大揚程0.9m
  • 60Hz地域で300ℓ/hの流量・最大揚程1.2m
という事になっているのですが、50Hz地域の人はなんか損をしているような気分ですよね。

パーツカタログで説明すると、インペラーという部品が50Hz/60Hz兼用のパーツ番号と60Hz用のパーツ番号が同じで、50Hz用のインペラーというのが別なパーツ番号になっています。

今回50Hz用のインペラを入手したので、たぶんこれを交換すると60Hz並みの流量になってくれることでしょう。

後で比較するために排水パイプからの水流を記念撮影しました。

細目フィルターは二週間前に交換したばかりだし、ろ材もフジノスパイラルと粗目フィルターなので特に流量が低下するような要因はない状態です。

動作音は iPhone で録音してみたのですがメーターがほとんど振れない状況でした。

で、交換する部品がこれ。

右側の汚れている方が50Hz/60Hz兼用のインペラー、左の羽の部分が灰色のが50Hz専用のインペラーです。

写真では少しわかりにくいのですが、羽の長さがだいぶ異なっています。

2211の場合、インペラーとスピンドル、スピンドルラバー、スピンドル受けが一つのセットになっています。

これだとスピンドルを折ったりする心配はなさそうです。

で、インペラー交換後はこうなりました。

ろ材は触っていないので、単純にインペラーを交換した結果としてだいぶ流量が増えています。期待していた効果が得られたようです。

動作音については iPhone で録音しても、やっぱりメーターがほとんど振れない状況で、交換前と区別つけられませんでした。






ついでに本水槽と同じエアレーション部品を作製して取り付けました。

最初は 2211排水口→エアレーション部品→バジルCO2添加装置→排水パイプの順番で取り付けたのですが、エアーを送り込むとバジルCO2添加装置内での撹拌音がかなり大きくなったので、2211排水口→バジルCO2添加装置→エアレーション部品→排水パイプの順番に変更しました。

これで、とりあえず今年やりたいと思っていた事はほとんどやり尽したような気がします。

水槽に少しクリスマスっぽい飾りを付けました。





(飼育記録)
  • 水替え...30ℓ
  • 本水槽の傾き微調整
  • 2211周辺の見直し

Saturday, December 3, 2011

空調再検討

スーパージェットフィルターのモーター手前にCO2マスターアドバンスを取り付けたり、ホースを延長してみたり、VUPPA にエアレーション機能を追加したり、といろいろやっていましたが、空気調整は基本に帰る事にしました。

リリィパイプの取り外しとか、フィルターの掃除とか、簡単に出来なくなってしまったためです。

なので、吸水側に CO2マスターアドバンス、排水側に自作エアレーション装置とし、メンテが楽になるようにダブルタップも取り付け。

CO2マスターアドバンスをこの位置に取り付けるのは、今までフィルター内にエア溜まりが出来てしまう事を嫌って避けていたのですが、ろ材をフジノスパイラルに変更した事と、1滴/秒程度の量であればフィルター内に溜まったところで時間が経てば循環水に溶けてくれるだろうという判断からです。

一方の自作エアレーション装置は、逆流防止弁の先に3cm程度の耐圧チューブを付けただけで、エアストーンは取り付けませんでした。

エアストーンを付けると、この位置に設置した場合では水圧に負けて気泡が出なくなる事を以前エアーマスターアドバンスで経験済のためです。

スーパージェットフィルターもそろそろ稼働1年となるので、ついでにモーターの中を確認してみたらすごい事になっていました。

これは掃除をしない訳にはいきませんね。

中心の赤い軸は、前後の切り欠き部の長さが違っているので取り付ける時に注意が必要です。





今回初めてインペラ部の掃除をやったのですが、綿棒の頭を取って軸の部分で掃除するとちょうどいい感じでした。

透かしてみると、円盤状のインペラは中に5本の通水路があることがわかります。

汚れが取れているところが通水路で、取れていないところが壁の部分です。

たぶん反時計回りの回転で、中心部の水を外側に吐き出す事で吸水力を得ているものと思われます。

こちらはモーターの巻線と軸受けの写真。

単純な構造と太い巻線で、余程の事がなければ壊れる事がないだろうという感じです。

水が入り込んだらアウトでしょうけど。








で、うまくいくか心配でしたが、設置してエアを送り込んだらストレスなく気泡が出てくれました。

気泡が大きいので水しぶきもありますが、普通にエアストーンを設置した時と変わらない程度ですし、エアリフト距離が長いので高い酸素溶解度も期待できます。

水槽の真ん中に排水用リリィパイプを設置していれば水槽の周りへの水ハネもありませんし。

エアレーションによる水面の撹拌が盛大になったので、油膜がたまる心配もなくなり、VUPPA も撤去。

VUPPA の撤去に伴い、水位の一定化の気遣いも不要になったのでフタも撤去。

CO2の気泡も全く見えないし、ダブルタップのおかげでメンテも楽にできるようになったし、なんだか良い事ばかりのような気がするので、しばらくはこれで行こうと思います。


(飼育記録)
  • 水替え...10ℓ
  • CO2とエアレーション見直し
  • インペラ清掃
  • VUPPA取り外し
  • フタ取り外し
  • ボララス・マキュラータ10匹追加
  • ミクロラスボラ・ブルーネオン3匹追加
  • ロタラ・インディカ追加