Sunday, December 30, 2012

2012年の水槽管理を振り返って

2012年のベストショット
飼育歴も2年を超すと、対応力もついて試行錯誤をしても解決が早くなり、機材や飼育スタイルにも自分の定番といえるものが出来てきたりして、だいぶ気持ちに余裕が生まれてくるように思います。

2012年は、新しい機材の購入は消耗品である底床用ソイルとかホース・ヒーター程度に留まり、あとは余裕を活かして自作品・改造品によって構成品を充実させた年となりました。


今年定番入りしたもの

今年作成・改造したもの


こうして見ると、今年は水槽を見栄えよく、そして管理が楽になるような方向に力を入れてきたんだなぁ と思います。

実際、水槽内に露出しているのは給排水用のリリィパイプのみなのに、真冬でも水槽にフタをする程度で底床を含めた温度維持が出来ているし、日中は CO2添加、夜間はエアレーションが出来るようになっています。

ようやく2年掛けて、水槽維持を開始した時に思い描いた環境にする事が出来たような感じ。

メンテも、シリコンホースのおかげでリリィパイプ交換も楽になっただけでなく、ホース内清掃やホース交換もしなくて気にならなくなったし、スプリングウォシャーS (改)のおかげでリリィパイプの清掃に時間を掛けてしまう事もなくなりました。

でも振り返ってみると機材充実に偏った年だったかもしれません。

来年は、魚たちがのひのびと暮らせる環境にもっと力を入れたいと思います。


(飼育記録)
  • 水替え...10ℓ
  • リリィパイプを清掃のためローテーション交換

Sunday, December 23, 2012

セントスイソー

今年もサンタさんが我が家の水槽に来てくれました。

今回は底床の温度を計ってくれたようです。

急いで撮った写真でわかり辛いですが、26℃でした。ピタリ適温4号は稼働二年目も順調な模様。

外は雪が積もっていますが、水槽周辺の外気温は 7℃、飼育水は24℃と、温度維持は問題ないようで安心しました。

季節柄、セントスイソーっぽく撮影できるか挑戦してみたのですが、光源が廊下の電球なのでこの辺が精一杯のようです。

電飾があればもっと雰囲気をだせると思いますが、それは来年挑戦してみたいと思います。
(飼育記録)
  • 水替え...10ℓ

Sunday, December 16, 2012

ほったらかし中

先週、神奈川県に4日ほど出張に行きましたが、天気が良すぎて驚きました。

こちらは冬は毎日天気が悪いのが当たり前なのですが、太平洋側では毎日天気がいいのが当たり前だそうです。

まぁ、水槽の中だけは毎日晴天状態だし、最近は飼育水の透明度が上がってきたので、冬の間は水槽を見て心を落ち着かせたいと思います。

ぎりぎりまで水を張ってフタをしているので表面張力によって水面の段差が出来ていますが、これくらいの方が却って地震がきても水がこぼれないような気がするので、最近の水替えはいつもこんな感じ。

水槽台の平行をとっていても、フタを固定する金具の傾き具合もあるので、フタと水面の平行度はキッチリとはいかないようです。
気温は 0℃ 程度まで下がるようになってきましたが、水槽の水温維持は Eth200 + ピタリ適温で順調にできているようです。

Eth200については、24℃設定程度では加温のランプが点いている時に外装を触っても全然熱くなっていないし、先日フィルターの水抜きをする時の感じでは中の容積はホース径よりも太くなっているのか、思っていたよりも倍近くの水が出てきたので、やんわりと循環水を暖めるような構造になっている模様。

温度設定ダイヤルは 17℃ 〜 35℃ の目盛りがあるので、フィルタの掃除などで触る時に不意にダイヤルを動かして知らないうちに設定を変えてしまったりしなければ大丈夫そうです。

ちょっと分解してみたくなりましたが、この時期は壊してしまったら大変な事になるので、今期のお役目が終わる頃に構造を確認してみたいと思います。

(飼育記録)
  • 水替え...10ℓ
  • 今週・先週・来週の認識を再確認 (日曜日に昨日の話をする時は先週、次の日曜日以降の場合に来週)

Saturday, December 8, 2012

2012レイコン作品集到着

昨日、ADA からレイアウトコンテスト2012の作品集が届きました。

いやぁ、5月の応募から本になるまで半年間... プログを付けるにも、正面からの写真掲載を遠慮したり、自主制約的な辛さががありました。

水槽一つでプログを付けている人にとっては、コンテストは応募すべきではないかも。

2013はコンテストのパンフレットを見ると、審査結果通知が8月上旬、パーティーが9月28日となっていて今年よりは短期間に事が進む模様ですが、現在の水槽をもう少し維持したい事もあるし来年は多分応募しないと思います。


今日は天気も悪いので、久しぶりに細目フィルターパットの交換を行いました。

前回交換したのが10月だったので、汚泥の溜まり具合も大体予想通り。

CO2 のインナー接続にした利点として簡単に CO2 ストーンの交換ができるため、今回交換しました。今後もストーンは年二回程度のローテーションにするつもりです。

今年もあと1ヶ月もなくなったし、フィルターのメンテは今回が今年最後かな。

(飼育記録)
  • 水替え...15ℓ
  • リリィパイプを清掃のため予備とスワップ
  • CO2 ストーン交換
  • 細目フィルターパット交換

Monday, November 26, 2012

赤白エビ増殖

今年の春に、ヤマトヌマエビ×10、ミナミヌマエビ×無数という環境の中、無謀にもレットビーシュリンプを5匹追加したのですが、知らないうちに数が増えていました。

とりあえず今日は4匹の稚エビを確認したのですが、クリプトの根元はウィローモスのジャングルになっているので、実際にはもっといるのかもしれません。

エビが元気に暮らしているかは、ヒゲの動き方とかハサミを使った食事の仕方とかもありますが、もっと単純な判断方法としては堂々と人目を気にしないで広い場所を闊歩している様子が見られれば、ほぼ問題ない状態と言えると思います。

最近はレッドビーシュリンプの堂々とした行動が目立っているので、快適に生活できているのでしょう。

あとはミナミヌマエビと生態が被る中、どのように拮抗していくかが見物です。

レッドビー以外では代わり映えしない状態が続いています。

外部ヒーターも、CO2のインナー添加も絶好調。飼育水の白濁も徐々に解消している模様だし。

心配な点があるとすれば、タワー導入から1年と2ヶ月が経過しボンベの炭酸ガスがあとどれくらい保つのか不明な点くらい。

目安としては1滴/秒で1年半程度なのでしょうが、一時期二つの水槽で1.5滴/秒にしたり、実験的にボコボコ添加してみたりしたので見当がつかない状態です。

近場のガス業者にも炭酸ガスをボンベに詰めてくれるのかそろそろ電話してみようかな。

(飼育記録)
  • 水替え...10ℓ

Sunday, November 18, 2012

暮秋

ふと、気づいたらもう11月も中旬。
周囲では紅葉も終わって落ち葉の舞う季節となり、暇があれば落ち葉を片付ける日々を送っています。

本ブログの更新をサボっている間も、代わり映えしない水槽管理を続けていましたが気温が10℃以下になってもしっかりと外部ヒーターが飼育水の水温を24℃にキープし続けてくれています。

水の蒸発も無視できない量になったため、先日水槽にフタを取り付けました。

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そして暮秋といえば、ADA の水草コンテストの募集に応募した結果が発表される季節ですが、先日結果の手紙が届きました。

順位は下の上くらい...................。 あぁ、やっぱり...という印象です。

先月末にキヤノンの撮影会があって、そちらのコンテストにも応募したのですが、そっちの方はいい結果が出るといいな...

で、今年はろくに紅葉を見にも行けなかったのですが、魚たちには少し秋っぽい雰囲気を楽しんでもらおうかと思い、水槽にモミジの葉を少し投入してみました。

変化のない生活をしている魚たちにとっては、新しいオブジェとして遊び道具になってくれれば と思っています。

(飼育記録)
  • 底床の栄養分補給のためカミハタスティックを5本分埋め込み
  • 水替え...10ℓ

Sunday, October 21, 2012

憧れの上部ろ過

自前の水槽を準備した時から外部フィルターだったので、細目マットからろ過が始まるとか、ウェット&ドライとか、少なからず上部フィルターへの憧れのようなものがありました。

そこで、簡易上部ろ過装置を作成。

といっても、サテライトのエアリフト部にステンレスの針金を巻いて、エーハイム2211用の細目フィルターをセットして、水ハネ防止とささやかな生物ろ過を期待してフジノスパイラルを数個置いただけですが...

エアポンプの出力を最低にしていても写真程度の揚力はあるので、針金の長さを調整すれば更にに粗目フィルターやブラックホールなど小型の活性炭を追加したりする事もできそうです。

ブラックホールの買い置きがなかったため、只者じゃない「板」というのも試しにセットしてみました。

これも問題ないようです。

なんか楽しくなってきたので他にもセットできるものはないか家の中を探してみましたが、今日のところはもう品切れ。

水ハネとか水槽への金属の影響とか考えると、ろ材をセットする方法としてはハンモックのようなものを準備するのがいいかもしれませんね。

今回はお遊び程度の実験でしたが、今後は水の濁りが出てきた時に手軽に活性炭を利用する装置として利用したいと思います。

(飼育記録)
  • 水替え...10ℓ
  • 簡易上部フィルターについて実験

Sunday, October 14, 2012

やっぱり細目フィルターは必要

ろ材構成をフジノスパイラル単独でおよそ一ヶ月運用してみましたが、飼育水の透明度がいまいちであったためろ材構成を見直す事にしました。

外部フィルターを開けてみると汚泥が上層に溜まった様子もなく、一応狙った通りに対流の流れがフジノスパイラルを巻き込んだ形になっていたようです。

ただ、細かいチリがそのまま排水パイプから出てしまうことと、60cm水槽にフジノスパイラル 4ℓは過剰なためか微生物の酸素消費が多いのか水草の気泡があまり見られないこと、また外部フィルター内の汚泥の量が必要以上に目立ってしまうような気がします。

そこで、フジノスパイラルは60cm水槽に対しての規定量である 1リットル程度とし、その代わりにバイオリオ、粗目フィルター、細目フィルターというベーシックな構成にする事に。



全体のろ材の量としても、一般的に60cm水槽で使用されているエーハイム2213の 3ℓからエーハイム2215の 4ℓ程度がベストだろうという考えから、全体で 4ℓ程度となるようにしました。

ついでにメンテナンすを容易にするため、それぞれネットに収容。

CO2のインナー接続がいい感じで稼働しているので、外部フィルター上層の対流エリアを広く確保したいという目的もあります。

ろ材の構成を変更してから稼働2時間後、だいぶ飼育水の透明度が回復したようです。

水草の光合成による気泡も今までにないくらい出ているようで、少し肩の力が抜けたとともに次の点を学んだような気がします。


  • 細目フィルターによる物理ろ過の有用性
  • ろ材過多は汚泥の増加を招く
  • 程度を超えないろ材の量をセットする事で環境のバランスをとる


悟るにはまだ早いかもしれませんけど...

(飼育記録)


  • ろ材構成変更
  • ダブルタップを追加
  • スカーレットジェム(♂)を4匹追加
  • Saturday, October 13, 2012

    Eth 200

    今年はヒーターを付けてから、グリーンネオンとステルバイがいきなり火傷をしてしまったので、犠牲者を増やさないために外部式ヒーターへ変更しました。

    Hydor という会社から発売されている Eth 200 というヒーターで、Made in Italy なのですが日本の場合エムエムシー企画が代理店になっています。

    最初はカタログ値で全長29cmというのに躊躇しましたが、ホースコネクタ部を無視すれば約23cm程の大きさで、まぁ許容範囲のサイズかと...。

    内部構造は、分解したわけではありませんが調べた限りガラス管をピタリ適温のようなPTCフィルムヒーターで巻いたもののようで、壊れても沸騰してしまうような事はなさそうです。

    実際使用してみると、ヒーターのスイッチがオフオンされる温度の範囲はかなり狭く、しょっちゅうオフオンを繰り返しますが、水槽に設置した水温計は Eth で設定した温度と全く同じ様子。

    この製品の特徴を身近なもので例えると、水槽内ヒーターが冷めたお風呂に入っていて効きの悪い湯沸かし器で水を温めているようなものに対して、これはいつもちょうど良い水温のシャワーに当たっているようなものでしょうか。

    写真ではわかりにくいですが、魚たちも快適そうな様子だし、水槽内も給排水のパイプのみになったしで、満足度はなかなか。飼育水はまだ白っぽいままですが...

    (飼育記録)
    • 水替え...20ℓ
    • ヒーターを Eth に変更
    • VUPPAを必要時のみ設置する運用に変更

    Sunday, October 7, 2012

    White

    iPhone は、3G、4と二年おきに更新しているのですが、今回の 5 では SoftBank から au に乗り替える事にしました。
    やっぱり山登りをした時とか、何かあった時に電波がつかめていると安心ですし。

    水槽の方も SoftBank のホワイトプランからの離脱にあわせて、飼育水の白濁とはおさらばしたいところ。

    入荷の連絡をもらってMNPの手続きをした後に水替えしたら、右の写真よりずいぶん透明度が回復したと感じたのは気のせいでしょうか。

    それから今週は、ヒーター接続時の水流の見直しをしました。

    リリィパイプからの水流をヒーター熱の拡散に利用しようとすると、各装置の設置に無理が出てくるため VUPPA の水流を利用する事にしました。

    平時は水面下にして水流だけを利用し、油膜が気になった時だけ油膜取りとして利用するようにすれば無駄がありません。

    水槽用品をネットで調べてみると、水流を作るサーキュレーターとか、波を作るディフレクターとかが存在しているようですが、持っているもので代用するのも水槽管理の楽しみの一つですし。


    (飼育記録)
    • 水替え...20ℓ
    • 白コリが一匹飛び出し☆

    Sunday, September 30, 2012

    季節の変わり目

    本日、クーラーを撤去しました。

    天気予報では今後最高気温が25℃以上にならないようだし、多少温度が上がったとしてもノープロブレムな季節になってきたからです。

    外部フィルターの水を抜いたり、ホースを替えたりしたら少し飼育水が白濁してしまったようですが、フジノスパイラルオンリーのろ材構成でこれが収まってくれるものか、しばらく様子を見たいと思います。

    あと、先週から開始したCO2のインナー接続ですが、やはり少量の水噛みが発生するようだったものの、出水側出口の方向を少し持ち上げる形で運用すると良いようです。

    写真のようにメモ帳を下に挟む程度ですが、これで万事問題なし。

    たまに出水口から排出されるCO2の細末もCO2マスターアドバンスのものより柔らかい粒で、良い感じに水槽内を漂ってくれています。

    それから、ヒーターの効果を効率的に反映させるため、若干のリリィパイプなどの位置を変更しました。

    やっぱり、ヒーターに直接水流が当たるようにしないと。

    前景も前回写真を掲載した時よりは、いくらかましな状態になってきたし、またほったらかしモードに舵を切っても良さそうに思えてきました。


    (飼育記録)
    • クーラー撤去
    • 水替え...20ℓ


    Sunday, September 23, 2012

    CO2インナー接続 (前回からの続き)

    昨日のおさらいをすると、外部フィルター内部に発生していると思われる飼育水の対流を有効に利用したいな... という内容でした。

    CO2も水流の強い箇所にインライン接続するより、水流のゆるやかな広い場所でのびのびと拡散させた方がいいのではないだろうか...と思ったわけです。

    そして作成したのがこれ。

    逆流防止弁から3mm径の耐圧チューブを延長して、T型コネクターを通して小型のCO2ストーンを接続しています。

    テストでは6mmから3mmに変換するニップルのところでCO2が漏れやすいような感じだったので、その部分だけ水槽用接着剤 (バスコークN) で固定しました。

    外部フィルター内への導入はこんな感じです。

    今回の工作にあわせて、細目フィルターおよび粗目フィルターは撤去し、ろ材はフジノスパイラルのみとしました。

    対流するエリアを広くとるため、フジノスパイラルの増量は行わず空間を残す形にしています。

    こんなことをやってみようと思ったのは、エア噛みが皆無なスーパージェットフィルターだからこそ。

    今までの方法と区別するため、この方法はCO2のインナー接続と呼ぶことにしたいと思います。

    外観としてはこうなりました。

    今までCO2マスターアドバンスを外部フィルターの出水口とモーターの間にインライン接続していて心配だったのは次にあげる点だったのですが、今回の工作はこれらを解決していると思います。

    (今まで心配だった点)
    1. 小さい気泡が飼育水に溶けないまま長く漂っている
    2. 実質的にメンテナンスができないため、いつ目詰まりが起きるか不安だった
    3. 外部フィルターを持ち上げるときモーター部を持つとホースが外れてしまいそうだった

    つまり今回の方式は、①水槽内にCO2の小さな気泡を発生させないようにでき、②CO2ストーンの交換が容易に可能となり、③スーパージェットフィルター本来の堅牢性を維持できる点について改善できました。

    実際に稼働させてみると、1滴/3秒の添加でほぼ完全にCO2が溶けた状態でリリィパイプから出てくるようです。

    水草の光合成による気泡もしっかり出ているようなので、しばらくこの状態で様子を見たいと思います。

    (飼育記録)
    • 水替え...10ℓ
    • 細目フィルターと粗目フィルターを撤去
    • CO2添加方式をインライン接続からインナー接続に変更

    Saturday, September 22, 2012

    秋になりました

    今日は秋分の日ですが、先日降った雨が連日30℃を超していた気温を一気に下げ、名実共に秋の様相が濃くなってきました。

    今年大盛況だった朝顔の花も明らかに勢いが落ちてきて、夏が終わったと実感させられます。

    この時期は水槽の方も適正水温を挟んで気温が上下するため、クーラー+ヒーターを同時運用とする必要があります。

    ヒーターは毎年交換しているのですが、今年はエバリスのマイクロセーフ・パワープラス200にしてみました。

    このヒーターは小さい上に実際に熱くなる部分が狭く、点のような熱源となるため水槽内をまんべんなく暖めるには工夫が必要そうですが、加温中を知らせるヒーター内蔵ランプが妙にかっこいい...

    それから水槽内の細かいチリが気になったので外部フィルターを開けてみたら、また細目フィルターの上に汚泥が5mmほどの厚さで積もっていました。

    これはバクテリアの活動が活発だった証拠と考えられますが、前回交換時からわずか一ヶ月でこうなるとは予想外でした。

    今後はスケジュールを決めてフィルター交換を計画するより、水槽の状態を見て交換する方が良いのではないかと思ったり...

    でも、どうして最上段に設置している細目フィルターの上に汚泥がたまってくるのでしょうか。

    ここから先は推測ですが、外部フィルターの出水口から全部チリとして吐き出されてもいいのに、細目フィルターの上に溜まってしまうのは、そこに対流ができているからと考えられます。

    これはフィルターの直径に対して1/10程度の出水口からしか水が流れないので、当然といわれれば当然か...

    そして対流の起きているエリアが細目フィルターの上側の限定した部分のみであろうと思うと、ろ過槽的にはもったいない事になっているという気がします。

    と、いうことで、対流をろ過槽として有効に利用するため、細目フィルターと粗目フィルターを外してみることにしました。

    ついでに、この対流の渦の中にCO2を...

    なんか長くなってきたので、次回へと続きます。

    (飼育記録) 
    • 水替え...10ℓ
    • ヒーター設置
    • ポポンデッタ・フルカタを4匹追加

    Sunday, September 9, 2012

    そろそろ夏も

    先週山に登ったら、山の上の景色はすっかり秋になっていました。

    麓との気候差はおよそ1〜2週間ほどのはずなので、あと少しで平地でもこんな景色になってくると思います。

    私の住んでる地域では、過去5年くらいの天候の推移を見ると毎年秋分の日を境に最高気温が30℃・最低気温が15℃を下回ってくるようで、水槽管理もそろそろヒーターの心配をしなければなりません。

    ヒーターは毎年買い替えているのですが、今年はどうしようかな。

    肝心の水槽はというと、下草に植えたグロッソの成長も見た目は遅々として進まず、代わり映えしない状況が続いています。

    この前植えたニューラージパールグラスは、だんだん少なくなっている気もしますが、ラミーノーズテトラやグリーンテトラに食べられたりコリドラスのアタックで抜けたりしている模様。

    グロッソの方は地表部はまだ控えめな状態ですが、地下ではどんどん広がっている様子なので、こちらに期待したいところ。

    グロッソが一面を覆った水景を見ることができるようになるのは、あとどれくらいかかるのでしょうか...

    (飼育記録)
    • 水替え...10ℓ

    Sunday, August 26, 2012

    暑い日が続きますが...

    去年もだったと思いますが、8月後半だというのに連日最高気温が30℃以上となる日が続いています。

    やはり地球は温暖化しているのか心配になりますが、一般家庭では消費を減らすとか、植物を植えるとかくらいしか抵抗できないのがもどかしいところ。

    我が家の水槽では下草を南米ウィローモスからグロッソにしてからずいぶん経ちますが、気温のせいなのか底床の栄養素不足なのか、なかなか増えません。

    なので、先週ニューラージパールグラスを追加しました。

    両者の成長具合、というか適応度を見ながら調整していく予定です。

    あと、今夏は水槽用クーラーが大活躍してくれたはずですが、去年より起動回数が減り音も静かになったようです。

    冷却効率が上がった理由も不明のまま、気がついたら設定温度は26.5℃で夏を終えそうな気配。

    去年は確か28℃位にしても結露してガラスに水滴が付いたはずなのに今年は結露のけの字も起きる気配もなく...

    今年は去年より湿度が低いのでしょうか。 雨も滅多に降らないし。


    (飼育記録)
    • 水替え...ブログさぼり中も10ℓ/週
    • ニューラージパールグラス20本植栽
    • アイアンボトムを4本分添加

    Monday, August 6, 2012

    細目フィルターの交換周期

    飼育水にチリが混じりはじめてきました。

    これは物理ろ過が飽和状態になっているサインです。

    最後に細目フィルターを交換したのが4月末なので、3ヶ月の交換周期が現実的のようですね。

    でも今回外部フィルターのふたを開けてびっくり。

    目皿の上まで汚泥がたまっていました。

    かつて、こんなに汚泥が詰まっていた事はなかったのですがものすごい量です。

    そういえば下草を入れ替える時にだいぶ砕けたソイルを巻き上げたのですが、そのせいかな。

    次の交換予定は11月。その時はどうなっているでしょうか。

    (飼育記録)
    • 細目フィルター交換
    • 水替え...15ℓ

    Sunday, July 29, 2012

    Hot !!

    連日30℃を超えるホットな日が続いてくじけてしまいそうですが、先週は登山をして涼んできました。

    その中で、こんな水景もいいかなと思える光景があり、写真に収めてきました。

    次回のレイアウトは右の写真のような感じにしてみたいと思います。

    あと我が家の水槽のホットな注目事項としてはレースプラントの花の種の行方がありました。

    観察を続けた結果、花穂に実らせた種はバラバラに分離して水面を浮遊して種が運ばれるのだということが分かってガッテン! ガッテン! ガッテン!

    経過をおさらいしてみるとレースプラントのタネは、開花からおよそ1ヶ月で実を実らせて一つ一つのタネを分離、水流に運命を任せ子孫を残す形態をとる模様。

    写真は十分に結実しないまま穂を離れた種のようですが、せっかくなのでこのまま放っておこうと思います。

    タネを実らせた株は、力尽きたのか黒藻を纏ってきてしまったため、痛んだ葉は本日カット。

    そのうちレースプラントの芽が出る事を期待しています。

    それから、目を外に向けてみると Hot な話題としては IAPLC (世界水草レイアウトコンテスト)の二次審査投票というのがあったのですが、悩んだ結果 No.104 と No.159 を選びました。

    200点の水景を見てみて改めて感じた事は、自分はシンプルな水景が好きで、シンプルな水景はレイアウトコンテストでは箸にも引っかからないということ。

    シンプルな水槽を維持していくとすれば、コンテストには応募しても悲しい結果にしかならない気がします。

    今までは、単に見る立場だったので順位に対して「なんでこれが?」という気持ちがあったのですが、いざ選ぶ立場に立ってみると作者の真剣さとか、時間的・金額的なコストとか考えてしまって審査員って大変なんだなぁと思いました。


    (飼育記録)
    • 水替え...10ℓ

    Monday, July 16, 2012

    オトシンクルスが家出をしたようです

    気付いたら水槽からオトシンクルスが姿を消してしまいました。

    そういえば、最初5匹くらいいたはずなのにいつの間にか1匹ずつ姿が消えていたような気がします。

    餌になるコケ類には不自由させなかったし、夜間に与えているタブレットもコリドラス達と一緒に一生懸命食べていたので食生活に不満はなかったと思うのですが...

    水槽の中でお亡くなりになっているのならすぐに気付くはずだし、改めて水槽周辺を見ても飛び出した様子もないし...

    これは何らかの不思議な能力を使って家出をしたに違いありません。

    もともと不思議な魚でしたが、ある年齢になると魔法が使えるようになるとか、一定のコケ取りを満了する事で得る特別な力とかあるのでしょうか。とても働き者だったので残念です...

    旅先での無事を祈ろうと思います。

    原因がオトシンネグロとの不仲に寄るものだったのかは、今となっては分かりません。

    現在、水槽にはオトシンネグロが2匹残っています。



    夏が近付いてきたせいか、今回はミステリーっぽくなってしまいました。
    (飼育記録)
    • 水替え...10ℓ

    Monday, July 9, 2012

    IAPL 2012 上位200点が発表

    世界水草コンテスト (the International Aquatic Plants Layout Contest) 2012の上位200点が公開されました。

    当然、私のは入っていないのですが、この中から3点を選ぶとなると意外と悩んでしまいます。

    もともと2010年のカタログ (THE BOOK OF ADA) のP152/153に掲載されているグロッソにエキノとか、前後左右どこからでも観賞できるようなシンプルな水景が好みなのですが、コンテスト的にはやはり木とか石とか使って緻密に作り込まれたものが選ばれるのでしょうね...。

    とりあえず、7月下旬くらいまで悩んでみようと思います。

    で、自分の水槽の方はというと、特に代わり映えもなく、目下はレースプラントの花の成り行きを見る程度となっています。

    水面に漂いながら花穂の下側に種が出来ていくような様子ですね。

    陸上の植物だと種の部分は乾燥していって、種がこぼれ落ちた際に適地まで運ばれやすい状態になるのですが、水草の場合はどうなのでしょうか。

    こちらは白コリとのツーショット。

    レースプラントの方は、花穂が萎えて水面に浮かぶ状態となっているのがよくわかると思います。

    逆に気になるのは白コリの方。

    前から水草に付く気泡を吸うのが好きな個体でしたが、最近は水面で空気を吸う事が多くなったようです。

    水中の酸素溶解度は問題なく、他の魚やエビ達は息苦しそうな様子もなく悠々としているので、この個体だけ好きでやっている事だと思います。

    魚の歴史上、こういう動作が積み重なって両生類とかに進化して行ったんだろうなぁ。

    (飼育記録)
    • 水替え...10ℓ

    Saturday, June 30, 2012

    これはやばい

    レースプラントの花は、ほぼ咲ききってくれた模様です。

    二つある花穂の片方は枯れてきましたが、果たして今後どのような展開になっていくのでしょうか。

    で、タイトルの真意はこちら。

    網に魚が掛かっていました。しかも二匹。

    テトラオーロとか、ディープレッドホタルテトラとかのサイズの魚だと、突っ込んでしまうと抜けられなくなるみたい。

    今日は家にいたので助ける事ができましたが、平日だったら気付けないかもしれません。

    助けた魚も引っかかった部分の鱗が剥げたりしているし、平和なはずの水槽内に突然脅威が出現してしまいました。これは...やばい...

    今回魚達が学習してくれれば良いのですが......


    (飼育記録)
    • 水替え...10ℓ
    • 若干のレイアウト変更

    Saturday, June 23, 2012

    いきなり開花

    先週植えたレースプラントが、早くも花を咲かせ始めました。

    一日に1cm以上の早さで花茎を伸ばし、蕾が水面から1cmほど出た状態から二日目の事でした。

    今回の花穂はまるで十手のようです。

    これから完全に花が開ききるのにはあと3,4日程度かかると思いますが、前回は開花中に隣の水草を抜いたら一緒にレースプラントまで抜けてしまった悲しい思い出があるので、今回は最後まで観察していきたい。

    葉っぱの方としては、やっぱり熱帯魚の水槽にレースプラントがあると、熱帯魚の水槽だ!という感じがします。

    エビたちにも大好評のようで、一日のほとんどをレースプラントの葉の上で暮らしている様子。

    エビの好きな成分を分泌しているのでしょうか...
    (飼育記録)
    • 水替え...10ℓ