CO2も水流の強い箇所にインライン接続するより、水流のゆるやかな広い場所でのびのびと拡散させた方がいいのではないだろうか...と思ったわけです。
そして作成したのがこれ。
逆流防止弁から3mm径の耐圧チューブを延長して、T型コネクターを通して小型のCO2ストーンを接続しています。
テストでは6mmから3mmに変換するニップルのところでCO2が漏れやすいような感じだったので、その部分だけ水槽用接着剤 (バスコークN) で固定しました。
外部フィルター内への導入はこんな感じです。
今回の工作にあわせて、細目フィルターおよび粗目フィルターは撤去し、ろ材はフジノスパイラルのみとしました。
対流するエリアを広くとるため、フジノスパイラルの増量は行わず空間を残す形にしています。
こんなことをやってみようと思ったのは、エア噛みが皆無なスーパージェットフィルターだからこそ。
今までの方法と区別するため、この方法はCO2のインナー接続と呼ぶことにしたいと思います。
外観としてはこうなりました。
今までCO2マスターアドバンスを外部フィルターの出水口とモーターの間にインライン接続していて心配だったのは次にあげる点だったのですが、今回の工作はこれらを解決していると思います。
(今まで心配だった点)
- 小さい気泡が飼育水に溶けないまま長く漂っている
- 実質的にメンテナンスができないため、いつ目詰まりが起きるか不安だった
- 外部フィルターを持ち上げるときモーター部を持つとホースが外れてしまいそうだった
つまり今回の方式は、①水槽内にCO2の小さな気泡を発生させないようにでき、②CO2ストーンの交換が容易に可能となり、③スーパージェットフィルター本来の堅牢性を維持できる点について改善できました。
実際に稼働させてみると、1滴/3秒の添加でほぼ完全にCO2が溶けた状態でリリィパイプから出てくるようです。
水草の光合成による気泡もしっかり出ているようなので、しばらくこの状態で様子を見たいと思います。
- 水替え...10ℓ
- 細目フィルターと粗目フィルターを撤去
- CO2添加方式をインライン接続からインナー接続に変更
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