直添ミキサーとしては CO2 マスター アドバンス という製品がありますが、これは給水側に接続するのが基本で、ろ材の中を通るうちに気泡が大きくなったり、インペラまで行かないでろ過装置内にたまってしまったりという心配がありました。
心配を解消するには、給水側パイプにストレーナスポンジを付けたり、ろ過装置内に細目フィルターパットなどを入れずに目の粗いろ材のみをセットしたりする気遣いがあって、自分の環境では利用しづらさを感じていました。
そこで、スーパージェットフィルターならではの利点を活かした添加方法に変更してみました。
それはスーパージェットフィルターのポンプがろ過装置と別筐体になっていることに着目し、ろ過装置の出口とポンプの間に CO2 マスター アドバンスを接続してしまおうというアイディア。
ホームセンターでM5×10のボルトセット、ステー、ホースクリップを買ってきて組み立てるだけの簡単な工作でしたが、ステーの穴の位置もピタリと合ってまぁまぁな感じになりました。
前から見るとこんな感じ。
およそ10分でできてしまうような工作ですが、金属部は全てステンレスで揃えられたし、接続部で水路が露出しないようにできたので、耐久性・可用性も問題なさそうです。
負圧側に接続するべしというメーカー推奨も一応クリアしているし。
ともあれ CO2 マスター アドバンスの気泡は、ろ材を通ることなくポンプに入り、ポンプ内でさらにかき混ぜられて水槽に送り込まれることになりました。
稼働させてみると、1滴/2秒程度までは出水側リリィパイプから気泡は出ず、完全にCO2が溶解した状態となるようでした。
ここまではBasilと同じですが、1滴/秒以上からの性能が良くなりました。
リリィパイプからCO2の気泡は出るものの、インペラでかき混ぜられるため写真のようにパレングラスの気泡と変わらない大きさです。
3滴/秒まで試してみたところ、気泡の量は当然多くなるのですが、気泡の大きさに変化は見られませんでした。
1滴/秒でしばらく様子を見てみたいと思います。
一方、Basilのは2211の出水側のホース径を変換してサブ水槽で使用することにしました。
こちらは30㎝キューブのため1滴/2秒の添加でも、水草が盛大に気泡を付けてくれます。
おかげで安心してサブ水槽に装備していたストレーナスポンジを撤去して、ろ材構成に荒目フィルターパットと細目フィルターパットを追加することができました。
サブ水槽のライトの傘を二個とも工事現場用のにしてみましたが、NZ KS-CX 1200Kの青い光が減衰して色温度が下がってしまいました。
ライトの統一性を持たせるためには、近所でヴォルテスのライトがセール価格になっていたので、ヴォルテスの傘だけ利用することにします。
(飼育記録)
- 水替え...20ℓ
- スーパージェットフィルター改造
- Solar I の高さを 30㎝ → 25㎝ に変更
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