隣の県ではたくさんの命が失われ、今もつらい思いを我慢している人がたくさんいるのに、手伝ったり、励ましたりしたいのに、何もできなくて、
自分の周りがなまじ平穏なために、被災地の人を想う気持ちが薄らいでいくのが恐ろしくて、
ずっとふさいだ気持ちになっていました。
たぶんこの気持ちは、自分もクタクタになるまで、汗をかいて復興を手伝うことでしか、軽くすることができないと思います。ガソリンや電気、食料の供給不足を被災地を想って我慢しているだけでは全然足りない。
でも、被災を逃れた日本人だけでなく、海外の多くの人たちも (政治上で日本を批判視している国の人たちも) 被災した方々を、日本を、救いたいと考えている事が、テレビやインターネットを通じて最近になって知る事ができました。
それは、いままで日本が他国に敵意を持つことをせず、困っている国には手を貸してきたから。日本人はそれが当たり前と想ってずっとやってきたから。
日本人はいいやつばかりだから手を貸すよ。という気持ちが今、世界中から熱く日本に向けられている事が本当におこっている事に、少し助けられた気がしました。
今日も、 USA の iTunes Music Store ではトップに SONGS FOR JAPAN と見出しがつき、日本の復興のためにたくさんの大物アーティストたちが、売り上げを日本の赤十字に寄付する目的で38トラックのアルバムを $9.99 で領付しているのを見て、驚くと同時に涙が出ました。
助けるという行為が、助けられる人以外をも救うという事を初めて実感しました。
とりあえず自分としては、自分の周囲を助ける役割をしっかりとやっていくことで、なんというか、いい空気を広めていきたいと思いました。
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