Saturday, March 23, 2013

緑藻対策

BRIGHTY SHIBAFU はガラスに付く緑藻が増えたので1ヶ月前に添加をやめているのですが、未だにプロレイザーでこすり落としても1時間後にはまたうっすらと付着しているような状態が続いています。

これについて現在いろいろと対策を講じている途中なのですが、今回はその経過を記録したいと思います。




まず考えたのがプロレイザーでこすった時に、飼育水に混じってしまう破片が除去しきれずに再付着してしまう説。

殺菌灯とか、浄水器とか、新しい機材の導入による対応も候補に挙がりましたが、とりあえず手持ちのものを使用して色々やってみようと思いました。





最初にやってみたのは、VUPPA の水中モーターの力を借りてそげ落とした藻を飼育水に混じる前に除去してしまう方法です。

VUPPA の水中モーターは、吸水側が直径9mm、排水側が直径6mmのサイズのため、手持ちのない内径6mmのチューブをホームセンターで購入してきて、写真のようなものを作成してみました。

あえて名前を付けるとすれば、Pro Razor V mini でしょうか。

使ってみると、最初に水槽内で少し振ってやらないと吸水が始まらないものの、水の流れが始まってしまえばプロレイザーで削ぎ落とした緑藻を吸うにはいい感じの流量で「これはうまくいくかも!」と思いましたが、やはり全ての破片をきれいに吸入する事は出来ませんでした。

次に試してみたのが、プロレイザーでこすり取った後に Penac W を飼育水に投入して、主要成分であるシリカの吸着効果で沈殿させてしまう方法。

これは思ったより効果はありましたが、その次の日に餌やりで赤虫を投入するタイミングからまた緑藻のガラスへの付着が始まってしまう模様。

ここまでやってみてやっと気づきました。リンが多い状態なのだと。

そこで、できるだけネイチャーな手法でリン酸塩を除去をするには何がいいか考えた結果、ろ材の清掃および、主原料が鉄分なリン酸塩吸着剤の投入を行う事に。

ろ材の清掃は、たまった汚泥による管理外の栄養素を除去することが目的です。

そして吸着剤は、他のろ材への影響が少なさそうな固形タイプで、細目フィルターパットと同じ交換周期で良さそうな、エーハイムの phosphateout (←原料について触れてある .com の方のリンクです) を選択しました。

さて、赤い留め具がチャームポイントのこの吸着剤、効果がどうかについては今後様子を見て行きたいと思います。

(飼育記録)
  • 水替え...20ℓ
  • ろ材清掃と細目フィルターパット交換
  • リリィパイプ洗浄のためローテーション
  • ミニマッシュルーム(トロピカポット)を増植

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