
理由は、緑藻の増殖ペースが少し落ちたかもしれないという程度なのに、黒ヒゲ藻の急増殖、そしてロタラなどの葉っぱの状態が目に見えて悪くなってきたため。
緑藻への効果の判断は、水槽のガラス面では定量的な比較が難しいので、リリィパイプに一週間に付いてしまう緑藻の量 (普段は1ヶ月でもこんな風にはならないのですが... ) で比較してみました。
リン酸塩吸着材投入前は、毎週リリィパイプを交換していても右の写真のように緑藻が付着していたので、これが減ってくれるか期待していたのですが
リン酸吸着材投入と同日交換したリリィパイプも、一週間で同じくらい緑になりました。
水槽のガラス面の緑藻が色濃くなっていくスピードは少し遅くなったような気もしましたが、一週間というスパンでリリィパイプだけを比べてみるとほとんど変化がなかった模様です。
という事は、リン酸塩は吸着剤で濃度は薄くなったけど、残念ながら今回の緑藻の原因はリン酸塩過多によるものではなかったという事。
では次に考えられる原因は何か。
と考えると、硝酸塩過多が浮かび上がります。
とすれば実施すべき事は多めの水替えなのですが、チッ素過多の可能性も捨てきれないため、栄養吸収量が多い水草の増植、それからコケを食べる生体も追加することにしました。
で、本日
- キューバ・パールグラス ×2ポット
- ハイグロフィラ Sp. グァンシー産 ×6本
- オトシンクルス ×3匹
今までうまく行った事がないキューバ・パールグラスですが、最近水質が中性付近で推移している事もあって再挑戦を決意しました。
再挑戦にあたっては、1ポット分を根が傷まない程度に出来るだけ細かく分けてから植栽、もう1ポット分は鉢から出してそのまま植栽と、二つのパターンで試してみる事に。
鉢から出してそのままの方が今のところうまく行きそうな雰囲気ですが、今度こそは立派に育てたいな。今度こそは...
- 水替え...20ℓ
- リリィパイプを洗浄のためローテーション交換
- リン酸塩除去材を撤去
- 黒ヒゲ藻がついたグロッソを抜きキューバ・パールグラスを植栽
- ミリィオフィラムとロタラの間にハイグロフィラ Sp. を植栽
- オトシンを3匹追加