かなりあちこちに行ったし。
レイアウトコンテストにも応募してしまったし。
右のような三枚のパネルを使用して、レイアウトコンテストに提出する水槽の写真は何とかなりました。
前回の記事での案件に対しての対策内容は次の通りです。
周辺が明るいと水槽に写り込みができる
カーテンを閉め、黒いパネル (写真の一番下のパネル) をカメラの後ろに置くことで対処できました。
白いバックスクリーンにラインが入る、背景が不自然になる
水槽と白いバックスクリーン (写真の白いパネル) 間は密着させず、スペースを空けて撮影することで対処。
照明を水槽とバックスクリーンの間に当てるようにすると白色がいい感じに飛んでくれました。
また、凹型に切り取ったパネル (写真の一番上のパネル) を水槽前面にセットすることで水槽自体の反射や周辺の写り込みを防ぐことができました。
焦点距離が短いレンスでは大きいバックスクリーンが必要、最大倍率付近での撮影ではパンフォーカスになりにくい
100ミリのマクロレンズを使用して水槽から約1.5mほどカメラを離して撮影することで対処。
焦点距離が短いレンズの方が奥行き感が強調されて良い感じに撮影できるのですが、今回は設備面の準備ができないため長い焦点距離でシンプル感を強調することにしました。
近くに人がいると魚達が自由に泳いでくれない
カメラとパソコンをUSBケーブルで接続すると、キャノンのカメラの場合 EOS Utility を使用してパソコン画面上で映像を見ながらリモートレリーズができるので、水槽から離れた場所でパソコンで魚達の様子を見ながらシャッターを切ることで対処しました。
魚達に水槽の上の方で泳いでもらいたい場合は、フィルターを外してから少し時間が経ち溶解酸素濃度が下がってきてからの方がシャッターチャンスは増えるようですが、魚達のためにほとほどの時間で撮影を完了した方が良いと思います。
それから、水面が波立った写真にしたいと思ってドライヤーをセットしてみたりしたのですが、水面はいい感じに波立つのですが魚達が水面に寄ってくれないので、これはあきらめました。
かくして完璧とは行かないまでも、なんとか応募してみようかな という感じの写真が撮影できたのですが、終わってみると結構神経を使う作業だったので、もう二度とやりたくないな...と思いました。
元通りバリバリ周囲の映り込みだらけの状態にして、魚達も安心しているようです。
- レイアウトコンテストの写真撮影
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