Sunday, September 25, 2011

Super Jet Filter & CO2 Master Advance

60㎝水槽の二酸化炭素供給はBasil 直添ミキサーでやっていましたが、1滴/2秒以上の添加をすると気泡が大きくなって添加効率が落ちてしまうのが悩みでした。

直添ミキサーとしては CO2 マスター アドバンス という製品がありますが、これは給水側に接続するのが基本で、ろ材の中を通るうちに気泡が大きくなったり、インペラまで行かないでろ過装置内にたまってしまったりという心配がありました。

心配を解消するには、給水側パイプにストレーナスポンジを付けたり、ろ過装置内に細目フィルターパットなどを入れずに目の粗いろ材のみをセットしたりする気遣いがあって、自分の環境では利用しづらさを感じていました。

そこで、スーパージェットフィルターならではの利点を活かした添加方法に変更してみました。

それはスーパージェットフィルターのポンプがろ過装置と別筐体になっていることに着目し、ろ過装置の出口とポンプの間に CO2 マスター アドバンスを接続してしまおうというアイディア。

ホームセンターでM5×10のボルトセット、ステー、ホースクリップを買ってきて組み立てるだけの簡単な工作でしたが、ステーの穴の位置もピタリと合ってまぁまぁな感じになりました。

前から見るとこんな感じ。

およそ10分でできてしまうような工作ですが、金属部は全てステンレスで揃えられたし、接続部で水路が露出しないようにできたので、耐久性・可用性も問題なさそうです。

負圧側に接続するべしというメーカー推奨も一応クリアしているし。

ともあれ CO2 マスター アドバンスの気泡は、ろ材を通ることなくポンプに入り、ポンプ内でさらにかき混ぜられて水槽に送り込まれることになりました。

稼働させてみると、1滴/2秒程度までは出水側リリィパイプから気泡は出ず、完全にCO2が溶解した状態となるようでした。

ここまではBasilと同じですが、1滴/秒以上からの性能が良くなりました。


リリィパイプからCO2の気泡は出るものの、インペラでかき混ぜられるため写真のようにパレングラスの気泡と変わらない大きさです。

3滴/秒まで試してみたところ、気泡の量は当然多くなるのですが、気泡の大きさに変化は見られませんでした。

1滴/秒でしばらく様子を見てみたいと思います。


一方、Basilのは2211の出水側のホース径を変換してサブ水槽で使用することにしました。

こちらは30㎝キューブのため1滴/2秒の添加でも、水草が盛大に気泡を付けてくれます。

おかげで安心してサブ水槽に装備していたストレーナスポンジを撤去して、ろ材構成に荒目フィルターパットと細目フィルターパットを追加することができました。


(おまけ)

サブ水槽のライトの傘を二個とも工事現場用のにしてみましたが、NZ KS-CX 1200Kの青い光が減衰して色温度が下がってしまいました。

ライトの統一性を持たせるためには、近所でヴォルテスのライトがセール価格になっていたので、ヴォルテスの傘だけ利用することにします。



(飼育記録)
  • 水替え...20ℓ
  • スーパージェットフィルター改造
  • Solar I の高さを 30㎝ → 25㎝ に変更


Monday, September 19, 2011

サブ水槽の照明

先日NZ KS-CX 1200Kを取り付けましたが、どうも水草が気泡を出してくれないので、ちょっと実験してみました。撮影した写真の露出は全て iso100, 1/50s, f/2.8で、先日の写真より暗めに撮っています。

まずはNZ KS-CX 1200K 1灯。

見た目は十分明るいのですが、やっぱり実際には21W球が1つだと光量が足りていないかも...














続いて2灯式のテクニカ インバーターライト60。

18W×2で36W。

60規格用のライトなので、あくまで参考用です。












で、NZ KS-CX 1200K 1灯にプラスして今まで使用していた¥700+¥200のライトを併設。

21W+21Wで42W。

このセットにしたところ、水草からバンバン気泡が出てきてくれました。

色温度も下がって自然になり、これでいくしかないか。ということになりました。






セッティングがどんな感じになったかというと、こんな感じ。この写真は絞りをf/3.2にしています。

今までの電球は、箱を捨ててしまったのでメーカーは不明ですが、エコボールという商品のようです。

NZ KS-CXの傘は碍子製のソケットを使っていますが、特殊な回路が入っている訳ではないようなので、¥700の傘をもう一つ買ってきて電球だけ使用するのもいいかも。




(飼育記録)
  • 特になし

Sunday, September 18, 2011

NZ KS-CX 12000K

サブ水槽のライトを変更しました。

今までは工事現場用のクリップライトを使用していたのですが、傘の部分がスカスカであまり効率的に水槽を照らせていなかったので。 

アルミホイルを巻いてみたら、びっくりするほど水草が気泡を付けてくれたので何とかしたいと思いました。

まぁ、700円の傘と200円のライトなので文句はありませんでしたが。 

で、興和システムサービスというアクアリウム用ライトを販売している会社のNZ KS-CX 12000Kにしてみました。

改めて製品のホームページを見ると ¥16,800もするのですね....。今回は何気なく見たBLOOMINGAQUAさんのHPでなぜかこの半額で販売していたからなんとなく購入したのですが、定価がこんなに高いと思いませんでした。

でも21Wの電球としては、驚くほど明るいライトだと思います。

クリップ部分は、3mm厚のアルミ板を¥300でホームセンターで買ってきてグニッと曲げただけのものに固定したのですが、いい感じにまとまってくれました。


点灯するとこんな感じ。

色温度が12,000Kというだけあって、かなり青っぽい感じで照らされます。

ライトが変わると、水草や魚の色の印象も変わりますね。本水槽のSolar I の色温度が8,000Kで、KS-CX は12,000Kなのですが...

水草で例えると、Solar I が真夏の昼の色とすると、KS-CX は春の朝の色のような感じ。

白コリの白さ具合では、Solar I だとシャンパンホワイトで、KS-CX ではオフホワイトという感じ。

前に本水槽で使っていたテクニカのインバータライトが13,000Kだったのですが、KS-CX はこちらに近い印象です。
白コリといえば、その後の稚魚の様子。

親と、第一子(生後4週目)、第二子(生後3週目)です。

結局、自然に任せた産卵1回目も、1週間サテライトに隔離した2回目も、残ったのは1匹ずつとなりました。

...今日もまたたくさんの卵が産みつけられています。この調子で産卵が続くようであれば、30cmキューブは来年の春には真っ白に...






あと、本日アベニーパファーが2匹サブ水槽に仲間入りしました。

いつ見ても2匹で連れ添いながら水槽の壁面にそって泳いでいるようです。

ふぐは餌の選り好みが激しいと聞いていましたが、クリーン赤虫を普通に食べてくれたので安心しました。



(飼育記録)
  • 水替え...30ℓ
  • 本水槽の細目フィルターパット交換
  • スカーレットジェム(メス)が松かさ病で★
  • ヒーター設置

Saturday, September 10, 2011

Tower 20

先週の出張の時に注文したタワーが、9/5に届きました。

タワーは二酸化炭素のボンベです。使用説明書では2ℓの容量があることになっていて、今まで使用していた74gの小型ボンベの約18倍となっています。

通常、高圧ボンベの容量の単位はkgを使用するようですので、74g×18で約1.3kgのボンベということになります。

使用説明書によると、1.5kg以下のボンベだと貯蔵の規制を受けなくて済むから、この容量のボンベを作った模様。

5年に1度の耐圧検査は自己申告なのか心配だったのですが、同封の同意書を記載してADAに送付することで、耐圧検査・安全・保安の管理の役に立てるような仕組みになっているようでした。

で、今日まで使っていたトロピカルフォレストと並べて記念撮影。凛々しいです。

レギュレーターを流用する関係で、トロピカルフォレストの中身がなくなる前にレギュレーターを外したのですが、1週間分くらいはガスが残っていたようで、レギュレーターの安全弁の正常動作も確認できて安心しました。


そして設置。

本水槽の方は、これを機にBasilのCO2ミキサーを使用することにしました。

以前CO2マスター・アドバンスを使用してみたのですが、構造的にホースが横向きになっていないと長期使用はきついと感じました。

Basilのはホースの向きが縦を前提としているところが選択の理由です。

ボンベの容量が大きくなったので、気にせずサブ水槽にも分岐できます。

サブ水槽の方は、もともと2211のホースが横向きになる部分があるので、仕舞っていたCO2マスター・アドバンスを設置。

どちらも水槽内に拡散器を付けない形にできて、すっきりとまとまりました。

今までのペースだと二本の水槽に添加しても、たぶん1年毎に二酸化炭素の充填をすればよいと思いますし、遠い特約店まで行かなくて済むので気持ちも楽になるというものです。

よかったよかった。


それから、エアレーションも見直しました。

スドーのサテライトという飼育箱に付いているエアリフト部分を外して、エアリフトによるエアレーションとしました。

先月白コリの卵を隔離した際、エアストーンを外してサテライトを設置したのですが、今まで朝方に見られたコリドラスの息苦しそうな呼吸動作が見られなくなりました。

これは高いエアレーション効果があるのでは...と睨んでいたのですが、約1週間の試験で問題ない事を確認できたので本番運用となりました。

これの良いところは、実地でコリドラスの呼吸がゆっくりになったことと、ほとんど水跳ねがないところ。水面にも波ができるし、省スペースだし、かなりいい感じです。


(飼育記録)
  • タワー設置
  • 水替え...10ℓ
  • サブ水槽にもCO2導入

Saturday, September 3, 2011

モフ?

一週間の出張がありました。

帰ってみるとサテライトの稚魚は10匹に半減していましたが、各個体としては確実に一週間分の成長をしてくれているようです。

すくすくと育ってほしいけど、集団生活も身につけてほしいので、思い切って親のいるサブ水槽に放流しました。

見た感じ、新しい環境でも元気にモフモフしているようで、大丈夫そう。

でもこのまま大きくなるようなら、また水槽を増やす必要が......

うれしいような心配なような、複雑な気分。








50mm, f2.0, 1/60s
しばらくメイン水槽の記録も残していなかったので、久しぶりに定点撮影してみました。

化粧砂側へのソイルの流出もようやくなくなってきて絶好調な感じです。

ただ、コリドラスとかがいると急傾斜をつけてソイルを敷いても、緩やかに均されてしまうんですね。

傾斜をつけるレイアウトでは、石で土台をしっかりと作ってソイルを被せる感じで敷く必要があるようなので、次のレイアウトではこの経験を活かしたいと思います。 

それから、エアレーションで使用していたタイニーバブルはいい感じだったのですが、水しぶきが多かったのと激しい気泡で水草にダメージを与える点から撤去しました。またリリィパイプの高さ調整によるエアレーションに戻しています。 

CO2もパレングラスからストーンに変更していますが、こちらの方がかさばらなくて良い感じ。

1滴/秒の添加で水草たちもバンバン気泡をつけてくれるし、水質も問題なさそうです。

あと、今回の出張ではおつきあいで仕事帰りに行ったパチンコでだいぶ儲けたこともあって、帰りがてらに寄ったお店でタワーを注文してきました。 

これでまた水槽にかける手間を減らすことが出来そうです。


(飼育記録)
  • サテライトの稚魚をサブ水槽に放流
  • 水替え...10ℓ