なかなか気温が上がらず、桜の花がずいぶん長持ちしています。
今年は桜を撮ることが出来ないかと半ばあきらめかけていましたが、先日なんとか夕方から近場の山に桜を撮りに行くことができました。
行ってみると、山の上の桜はGWなのにまだ開花しておらず、中腹で山桜、麓の方で染井吉野が咲いているような感じで、もう少し今年は桜を見ていられそうです。
実際、今年のGWは晴れたのが1日だけだったし、あとは曇りまたは雨と、寒く感じる日が多い状況。
北国、それも日本海側に限っては、春は今年の場合雪解けは例年通りだったものの、青空や南風はあまり感じられません...
そんな感じのため、3月頃から夜空を撮影するために色々と準備をしていたのですが 4月は星の出た日はほとんどなく、ようやく先日になって試してみることが出来ました。
右の写真は北斗七星のひしゃくの端の方ですが、星の色がわかるように撮影できて、少なからず手応えを感じました。
星の見かけの明るさもソフトフィルターを付けることで表現できることも分かったので、いろいろな星の写真を撮っていきたいと思っています。
ここから少し、夜空撮影が一筋縄では行かなかったので、その点を書いておきます。
最近はカメラの性能が上がって、少し明るいレンズがあれば広角〜標準の焦点距離ではかなり鮮明に星を写すことが出来るようになりましたが、中望遠以上のレンズで星を点像に写すためにはやはり赤道儀を使う必要が出てきます。
昔からの憧れで、赤道儀はタカハシの
スカイポートをチョイスしたのですが、これ、どういうつもりか天の北極に正確に設置角度を合わせるための極軸望遠鏡はオプション扱いで、しかも暗い所では望遠鏡内のスケールパターンが見えない構造になっています。
そのため、極軸望遠鏡用に明視野照明機構を自作する必要がありました。
自作は写真の
FRISK のケースからコネクタ根元のピンクの板の所までです。
準備したのは、FRISK SPEAMINT、FRISK PINK GRAPEFRUIT MINT、FRISK SPARKLING WINE MINT、LED その他。
必要以上に FRISK を準備したのは、もちろん中身を頂くためですが SPARKLING WINE MINT が一番美味しいと思いました。
機能的には、状況に合わせて調光できるようになっています。
LED その他の調達は次の通りで、これらを FRISK のケースに搭載しました。
その他スカイポートとV字金具、自由雲台が接続される箇所にも滑り止めとしてコルクシートを貼付け。
それから極軸望遠鏡の筒も取り付けが緩く、手で回転してしまう状態だったため、10kmほど離れた鉄塔を 3時・12時・9時の位置で中心点が同じとなるように合わせながら取り付けし直しました。
実際の撮影は、いかに正確に極軸を合わせることが出来るかが決め手になるため、細かい所は今後撮影を重ねながら詰めていきたいと思います。
番外編が長くなってしまいましたが、話をいつものに戻して今週の水槽の様子。
pH は弱酸性で安定、芝生の液肥を与えるペースを 2滴/日にしてようやく黄変なくキューバパールグラスが育成し、コケ出ずの両立した状況のようです。
水草の要求量と pH の違いで、これほど施肥量に差が出るとは思いませんでした。
水槽については、最近キューバパールグラスのことしか考えていないような気がしますが、前景を奇麗に覆ってくれる日は来るのでしょうか...
(飼育記録)
- 水替え...12ℓ
- 施肥量を調整
- リリィパイプを清掃のため予備とスワップ