まず年末は、クリプトコリネを植えてみようと、植わっている水草をどけたりトリミングしたりしていたら、ラージバールとオーストラリアンドワーフヒドロティレを「根こそぎ」ほとんど抜いてしまいました。
抜けた水草は、ゴチャゴチャとからまってしまっていて、改めて植え込みするのは無理と判断して、数本ずつ茎を切り取って残した他は「さようなら」しました。
なんか、言葉通りの事象が多いです。
おかげで無理なくクリプトを植栽できたのですが、いい教訓を得ました。
(教訓)
水草は茎一本引っ張っただけで全部付いて来る。
植えたクリプトは、ウェンティグリーンとウェンティブラウン、ウェンティトロピカの三本。今は水上葉の状態ですが、どういうふうに水中葉に変化していくのか楽しみです。

そして年が明けてから、いよいよピタリ適温4号の設置もやりました。
設置場所が廊下で、冬期はかなり低温になる事からメインで使用しているNISSO IC オートネオ250 が故障したらすなわち熱帯魚全滅という環境なので、何らかのサブの保温器具の設置が必要不可欠なのでした。
でも、この「サブ」というのが難しくてだいぶ悩みました。
実はピタリ適温4号の設置に伴う水槽の移動がおっくうで、12月に二つのパターンを実践してみたのですが、どちらもちょっと...という感じでした。
- サブにエブァリスのパラレルオートヒーター150を付けてみた。 → 意外と奥行きが長いのと、予備としては存在感が高い事からそのまま実用していくには難がある。
- Tetraの 26℃ オートヒーター 100W を二つ設置してみた。 → 周囲温度プラス20℃が求められる60㎝水槽ではパワー不足で、21℃程度にしか維持でききなかった。
- ヒーターは長い方が暖房効率がよい
- ヒーターは150 〜 250Wで、オートヒーターよりも温度調節のできるタイプの方がよい
- ヒーターカバーはキスゴムで固定しておくと、カラシンなどはヒーターの上、コリドラスなどはヒーターの下で暖がとれる
- 水槽内に手を入れてみると水草に陰などで温度差があり、魚も暖かい場所に集まる
ということから、やっぱりメインはそのままで、サブには以前から予定していたピタリ適温4号を使用する事に。
設置に当たっては、ピタリ適温4号の電源部の厚み対策はガーデンマット二枚敷きで行い、見た目のバランスをとるためと若干の傾き補正を兼ねてガーデンスタンドの板の下にもガーデンマットを一枚追加。
魚も水草も入ったまま、水量を1/5程度に減らして水槽をどけたりしたので、結構重労働でした。
寒い中を急いで作業したので、途中の写真は2ショットのみです。
強いて得られたノウハウを上げるとすれば、ガーデンマットを複数枚設置する際には薄い両面テープで固定していくとやりやすかったです。 で、設置した結果ですが、水槽内ヒーターのみでは水温25℃時に底床内は22℃だったものが、ピタリ適温4号設置後は水温25℃で底床内が27℃となりました。期待した効果も得られたようです。
恐らくヒーターが故障しピタリ適温のみの運転となった場合でも、水温の低下は熱帯魚が生命維持できる範囲内で収まるものと思います。 長くなってしまいましたが、この初めての冬を無事に越す事ができれば熱帯魚の飼育も片手間で済ませられる自信となるので、暖かくなるまでは慎重にやっていきたいと思います。
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