正面からだと、どうしても反射がすごいので、今回は裏側からの撮影です。
メインのミクロソリウムは、元気な株やコケが付いてきている株の区別が付いてきたところですが、もう2〜3週間位してから第一回目のトリミングをしたいと思っています。
で、このようなレイアウトの場合はある程度の水流があった方が良いのではないかと思い、今回外部フィルターの設置位置を40cmほど上げてみました。
なんでかというと、ポンプや外部フィルターを変更しなくても、揚程の距離が減れば、吐出量が増えるというメリットを狙っての事です。
上げ台として準備したのは、無印良品の無垢材ベンチ・小。以前は表面加工がラッカー塗装だったのですが、最近になってウレタン樹脂塗装になったので、少しくらいの水汚れも気になりません。
水槽台に普通に設置すると、フィルターの底から排水口までの距離はおよそ1mなのですが、今回それが60cmになりました。
デメリットとしては、排水用の配管に余裕がなくなってホースを少し斜めにしないといけなくなる点で、そのためにエア用の設備を取り外さざるをえませんでした。
具体的にどれくらいの流量なのかをイワキの出している性能曲線で確認すると
MD-6ZK(ES-600のポンプと同性能)
- 全揚程1mの場合、吐出量3.5ℓ/min
- 全揚程60cmの場合、吐出量5ℓ/min
MD-10K(ES-600Gのポンプ)
- 全揚程1mの場合、吐出量5.5ℓ/min
- 全揚程60cmの場合、吐出量8.5ℓ/min
ちなみにADAの開示しているES-600の流量5.5ℓ/minというのは、グラフで見てもわかるように揚程が0mの時のデータとなります。
厳密には、ろ材の抵抗もあるのでグラフの読取り値通りにはいきませんが、魚たちも今までよりも一生懸命泳いでいるようで、熱帯魚のメタボ防止にも役立ちそうです。