意外と雨の撮影って難しいですね。
最近各地でゲリラ的豪雨がニュースになっていますが、一時間に50mm以上の雨量ってどんな感じなんだろうって思います。
もう少し色々な撮り方を試してみようと思っていたら小雨になってしまったので、次回こそはいい写真を撮りたいな。
で、この週末は時間をかけたせいか得るものが多かったです。
まずは水草の植栽について。
本当は フラミンゴ というのが欲しかったのですが、売っていなかったので アフィニス Pahang Barat というのを水景に追加することにしました。
順光で見ると赤っぽい茶色... という感じですが、逆光で葉に透過光が当たると奇麗な赤に見えるという、ちょっと扱いづらい水草です。
植栽位置は、写真ではわかり辛いですがミズユキノシタの隣です。
水面から見たのと実際の位置がずれがあって、思ったより右側に植えてしまいました。
今まで ADA のレイアウトの動画とかで、まずは竹ヒゴを挿しているのをなんでだろうと思っていたのですが、あれってやり直しが効かない緻密な植栽をする際に、ビシッと狙った場所に植えるためなんですね...
細い枝が数本あるのは、植栽と同時に前面のソイルを吸い出してナイルサンドのエリアを少し設けようと思ったら、キューバパールグラスがベリッと浮いてきたので。
どうしようかと思いましたが、先々週の「こんな水景もいいな」を実践するチャンス! と思って、庭から小枝を拾ってきて挿してみました。
うん。なんかいいんじゃないの?
そこで気づいたのは、バブルカウンターの気泡のカウント値が、耐圧チューブの長さや、カウンターやCO2ストーンの高低差によって変わること。
前回インナー接続からパレングラスに変更する時は耐圧チューブを1m位のものに変えたのですが、スピードコントローラの調整をしていないのに気泡のカウント値が遅くなって、1滴/秒に調整し直ししていました。
で、今回パレングラスからインナー接続に変更するにあたって耐圧チューブを5cm位にして外部フィルターの中にCO2ストーンを入れて稼働したら、倍近いカウント値になったので、そういうことなのかぁ... と。
おそらく水圧の違いでカウントバブルひとつ分の大きさが変わっているだけで、出力量としてはスピードコントローラの調整をしない限り変わらないと推定。
ただ、カウント量に頼った添加の仕方では、設置環境によってだいぶ結果が変わってくるのだろうなと思います。
もうひとつ。
ついでにろ材の清掃をしたところ、カキ殻のろ材効果がすごいことを確認。
カキ殻の効用としては飼育水へのカルシウム補給と pH の安定化がよく知られていますが、物理ろ過としてもすごく効いていました。
ろ材毎に飼育水でゆすいで溜め込んでいる汚泥の量を確認してみましたが、フジノスパイラルより、粗目フィルターパットより、バイオリオより汚泥を内包していて愕然。
今回のろ材掃除に併せて現在の250gパックのものから100gパックのものに変更する準備をしていたのですが、このまま使用していくことにしました。
今回色々あったので敢えてまとめてみると、以下の四点になります。
- 正確な植栽のために竹ヒゴを用いることは、非常に有効
- キューパパールグラスは根張りが弱いので、ソイルを吸い出したりするとすぐに剥がれてしまう
- CO2バブルカウンターの気泡のカウント量は、設置環境によって差が出るため出力量で判断すること
- カキ殻は物理ろ過としても非常に優秀
- 水替え...20ℓ
- CO2添加方法をインナー接続に変更
- クリプトコリネ アフィニスを植栽