Saturday, July 27, 2013

わさわさ...

先週、カキ殻の量を半分にしてみましたが、一週間経っても pH も KH も GH も、先週までと変化はありませんでした。

  • NO3 ... 20ppm
  • NO2 ... 0ppm
  • pH ... 7.5
  • KH ... 80ppm
  • GH ... 30ppm

水草は水面から顔を出す程すくすく育っているし、カキ殻で KH を上げようとすれば pH はこの程度で良しとすべきなのでしょうか。

API の試験紙が変なのかと思ってドロップチェッカーで確認してみても、やっぱりアルカリ寄り...

でも現実はそんなのおかまいなしとばかり、トリミングしたところからも健康そうな枝芽が育っているし、水草の育成環境としては問題ないどころか絶好調な様子。

水草の育成環境は中性〜弱酸性が良いとされていますが、ミネラル分が豊富な状態であれば弱アルカリ性でも大丈夫みたいですね。


キューバパールグラスも順調のようで、年頭に立てたスローガンである「わさわさ」にやっと近づけてきたようです。


少し話は変わりますが、今年はまだ梅雨がいつ明けるかも分からないような天気で、クーラーもほとんど稼働しない状況が続いています。

クーラーの設定温度は 25.5℃にしているので、水温は 23 〜 26℃程度の範囲で日々推移していますが、昼夜の微妙な温度差も水草の好調な生育の一因となっているのでしょうか...

まぁ、その辺はせっかくの順調な状況を実験で崩すようなことはしたくないし、魚達も特に問題なさそうなので、このままの状態で維持をしていこうと思います。

(飼育記録)
  • 水替え...20ℓ
  • リリィパイプとパレングラスを清掃のため予備とスワップ

Sunday, July 21, 2013

pH 下げたい

カキ殻を導入して以降、水草達は非常に順調に生育してくれていますが、pH は 7.5 から下がる気配もなく、今度は魚達の健康が心配になってきました。

考えるに、ソイルなど水質を酸性方向に傾ける力よりも、カキ殻のアルカリ分が勝っているためなのでしょう。

そこでカキ殻を 60cm用のものからハーフサイズのものに変更しました。

最初は、今使用しているカキ殻を半分に分けて使用しようと思ったのですが、なんかカキ殻以外の貝殻も相当数入っているのを見つけてしまったため、なんとなく新しいものにしてみました。

成分としてはそんなに違わないと思いますが、なんとなく。

サイズを変えても、カキ殻のカルシウム分が溶解しないアルカリ度になるまでカルシウムは放出され続けるはずのため、これで飼育水の pH が元の弱酸性まで下がることはないと思いますが、水質に影響を与えるものの投与はできるだけ控えめにしたいと思ったのが今回の実施理由です。


それから、カキ殻を入手しようと思ったら久しぶりに Co.ハステータスが入荷していたので、8匹うちの水槽に仲間入りしました。

動きがコミカルで、見ていて飽きない魚です。


(飼育記録)
  • 水替え...36ℓ
  • カキ殻をハーフサイズに変更
  • パレングラスを清掃のため予備とスワップ

Saturday, July 13, 2013

カキ殻投入一週間後...

先週外部フィルターにカキ殻を入れて一週間経ちました。

時折 pH は見ていたのですが、7.5 で安定しているようです。

細かい値としては、本日照明点灯前のCO2未添加の状態で
  • NO3 ... 40ppm
  • NO2 ... 0ppm
  • pH ... 7.5
  • KH ... 80ppm
  • GH ... 30ppm
  • O2 ... 6ppm
  • CO2 ... 14ppm
KH の値が上がって、一晩中エアレーションをしているのですが CO2 の濃度が底上げされている模様。

そして前回と同じく照明点灯 + CO2 添加開始から3時間後の値を見てみると
  • NO3 ... 40ppm
  • NO2 ... 0ppm
  • pH ... 7.5
  • KH ... 80ppm
  • GH ... 30ppm
  • O2 ... 6ppm
  • CO2 ... 30ppm
pH が下がっていない点が少し気になりますが、先週より CO2 が溶けやすい水質になった模様。

それから、本日パレングラスも予備と交換したのですが CO2 の泡も細かくなって、量もかなり多くなったような気が...

スピードコントローラのつまみはいじっていないし、CO2 カウンターで見ても添加量は変わっていないはずなのに...

これも水質の変化によるものなのでしょうか。

パレングラスによる CO2 添加では、添加面のガラスの壁に CO2 を圧力をかけて水中に押し出すことから、目に見える気泡だけでは語れない部分もあると思うため、もう少し考えてみたいと思います。

ともあれ、まとめてみるとうちの水槽ではカキ殻投入によって pH が 6.5 から 7.5 に、KH が 0ppm 近くから 80ppm (約4.5°dKH) 程度に上昇、CO2 の溶解度が 10ppm 程度から 30ppm 程度となりました。


その他は変わらないようですが、望んだ方向への変化が得られたようです。
あと、pH は若干高いようですが、水草たちも調子良さそうに成長し、赤い水草もちゃんとした色になっています。

なによりなのは、水草の気泡が圧倒的に増えたこと。

もうしばらく、定期的な水質確認をしながら様子を見ていきたいと思います。

(飼育記録)
  • 水替え ... 20ℓ
  • パレングラスを清掃のため予備とスワップ


Sunday, July 7, 2013

カキ殻入れてみた

今日は七夕。

牽牛星と織姫星を祭るこの日、キューバパールグラスをたくさんの気泡で飾り付けたいと思い、うちの水槽で慢性的に不足がちな KH を補うべく、今まで躊躇していたカキ殻を昨日外部フィルターに投入しました。

一夜明けた水質の状態。
  • NO3 ... 40ppm
  • NO2 ...  0ppm
  • pH ... 7.5
  • KH ... 40ppm
  • GH ... 30ppm
  • O2 ... 6ppm
  • CO2 ... 10ppm
測定には API 5in1sera O2 TestTetratest CO2 を使用しました。

 一晩エアレーションをしているので O2 が 6ppm なのは分かりますが、CO2 は意外にも 添加時と変わらない値です。

測定の後、12ℓの水替えを行いました。

そして照明点灯 + CO2 添加開始から3時間後、水草の気泡の付け方が今までと全然違うので朝と同じように水質を確認してみました。
  • NO3 ... 20ppm
  • NO2 ...  0ppm
  • pH ... 7.5
  • KH ... 40ppm
  • GH ... 30ppm
  • O2 ... 6ppm
  • CO2 ... 20ppm

O2 の計測は沈殿物の色を見るのですが、なかなか沈殿してくれない状態で何となく濃くなったのかなぁという印象。

CO2 は添加量は今までと変わらない 1滴/秒のままですが、カキ殻投入によって倍の濃度になってくれました。

やっぱり KH が低いと CO2 の添加効率は良くないんだ... と実感。

pH については、Tetra の試験紙では 6.8 と出るのと魚やエビ達の状態に変化が見られないので、今後の状況を見ながら CO2 の添加量で対応していこうと思います。

で、キューバパールグラスですが、写真のようにたくさんの気泡を付けてくれています。

他の水草達も、そんなに気泡を付けちゃって疲れないかい? というくらい光合成している様子。

ここぞとばかり、手を合わせて水草育成技術の向上をお祈りしてみました。

カキ殻は、徐々に KH を上げていく特性があるようなので、今よりももっと上昇するのか、それとも今の状態を維持していくのか、しばらくの間は毎日確認しないといけませんね。

(飼育記録)
  • 水替え ... 12ℓ
  • 外部フィルタにカキ殻追加
  • リリィパイプ、パレングラスを洗浄のため予備とスワップ
  • 細目フィルターパット交換
  • インナー式CO2添加装置撤去